BOOTも多けりゃ、権利買い上げやHALF-OFFICIAL
の準正規盤も多い"JAPAN PRESS ONLY"。
まぁ、手っ取り早く金を稼げる方法だったので、一時期
(今も?)はREISSUEが日本企画で乱発され、その動向に
"今度は○○が再発か!持ってるよぉー。最悪!!"や、"おー!
高くて買えなかったアレが再発やー!やべー!!"等々、
一喜一憂したものでした。
今回紹介の盤もMARY JOYからのREPRESSですが、他の
錬金術の一環としてのREISSUEとは違い、MARY JOYの
PRESSは"良い音楽を紹介したい"という気概が覗(うかが)
われる"良心"を感じるREISSUEであるような気がします。
MAIN SOURCE/DIARY OF A HITMAN
確か98年くらいにPRESSされた(THE SCIENCEを含めると)
3dr ALBUMからのCUT・・・ですが、94年当時はBOOTのLP
でしか聴けずに、SINGLE CUTもされていなかったこの曲達。
個人的には"WHERE WE'RE COME FROM"をCUTして欲し
かったトコですが、この盤に収録の3曲も強力。
1stの流れを踏襲するようなRAWなHI-HATが印象的な表題曲、
明る目のBASS(I GOT A LOVEと一緒?)をDARKに仕上げた
"HELLAVISION"の2曲も調子良いですが、個人的に大好きな
あの曲とBASS LINEが同じ"FUCK WHAT YOU THINK"が
一番!! HORN PHRASEは"LETTER MAN""AT LARGE"と同じ
定番ネタを使用。この何とも言えないB級感はやっぱりご馳走
です!
ちなみにこの盤、JAPAN PRESS ONLYだった為、当時は海外
からのWANTが多く、割と値段も付いてました。確かに見ない
って言われてみれば、あんまり見ないですからね。